フランス語をネイティブのように上手に話せるようになるための8つの秘訣とフランス語の発音の練習の仕方

Bonjour à tous!
皆さま、こんにちは!

フランス語は世界でいちばん美しい言語だと言われています。
かくいう私も、この美しい音楽のような言語に魅了されて
フランス語を勉強したい!と思うようになった一人です。

いつか、フランス語が上手に話せるようになりたい。
ペラペラになりたい!
と思った時からすでに25年以上も経っていいるわけですが、
その間ずっと、フランス語を上手に話せるようになるための努力をしています。

私が自分のフランス語の発音を改善するために行ってきたこと、
フランス語の発音を上達させる方法をシェアします。

1. 自分の話す日本語訛りのフランス語が通用しない!ということを知る

私は日本の大学で1年間フランス語を勉強してから
フランスの大学の夏季留学プログラムに参加をしました。
1年間も勉強したのだから、
簡単な会話は通じるだろうと高を括っていました。

ところが、私のフランス語は現地のフランス人には通じなかったのです。
ショックでした。
私が言いたかったのは、コップ(un verre)という単語だったのですが、
フランス人には、バター(le beurre)と聞こえたのです。

この出来事で分かったことは、
日本にいるフランス人講師は、日本人が話すフランス語に慣れており、
少々発音が違っていても理解してくれるが、
現地のフランス人には、日本語訛りのフランス語は通じない!ということでした。

この、フランス語が通じないという経験をすることがとても大切だと私は思っています。
どんなに文法を完璧に覚えても、単語をたくさん暗記しても、
伝えたい相手に伝わらなければ、コミュニケーションをとることはできないのです。

2. フランス人の口の動きを観察する

自分のフランス語が通じないということを知った私は、
フランス人が話す口の動きを観察することにしました。

すると、フランス人は口を大きく開けて、
唇を突き出して話すことに気がついたのです。

私たち日本人はあまり口を開けなくても日本語を話すことができます。
その口の開け方のままフランス語を話しても、ネイティブのようなフランス語は話せないのです。

いつよもり口を大きく開けて、唇を突き出して発音することを常に心がけて話すようにした結果、
現地のフランス人とも少しずつ会話ができるようになりました。

3. フランス語をカタカナに変換しない

私が大学でフランス語を学び始めた頃は、
アルファベットさえも読めませんでした。
それで、フランス語をすでに習ったことのあるクラスメイトに読み方を聞いて、
自分で教科書にカタカナを書いていました。

一度カタカナを書いてしまうと、読めたような気になって安心してしまうものです。
でも、そのカタカナは、あえて日本語にするならこんな感じ。
という程度のもので、
フランス語の正しい発音ではありません。

カタカナに頼っていると、正しいフランス語は一生話せないでしょう。
できれば、最初からカタカナに変換することはやめてください。

もし、すでにカタカナを書いてしまっている方は、
今すぐにカタカナに変換することをやめてみてください。

4. フランス語初心者のうちに発音矯正をする

日本語訛りのフランス語を身につけてしまうと、それを直すのはなかなか大変なことです。
なぜなら、自分の発音がおかしいと気づかないままシャドーイングをしたり、
リスニングの練習を積み重ねていくと、日本語訛りのフランス語をさらに
脳内に植えつけてしまうことになるからです。

発音を矯正する前は、耳から聞こえてくる音と、
口から発している音は異なっています。
そのためフラン語の音を処理するのに時間がかかってしまうのです。
このような状態ではシャドーイングをしてもあまり意味がありません。

しかし、発音を矯正していくと、
耳から聞こえてくる音と、口から発する音が一緒になるため、

リスニング力も劇的に向上します。

したがって、発音の練習はフランス語を学び始めると同時に行った方が良いでしょう。
フランス語の単語が読めるようになったり、簡単な会話が交わせるようになった時点で、
発音に重点を置いて練習をすることをお勧めします。

5.  発音矯正をしながらインプット(ラジオを聞く)

これは先述した「耳から聞こえてくる音と、口から発する音を一緒にすること」に
繋がるのですが、上手に発音できるようになると、インプットも上手にできるようになります。

私は耳があいている時は常にラジオを聞いていました。
ニュース番組の場合は、同じ情報(ニュース)を繰り返し放送しています。
何度も聞いていると、何の話をしているのかは分からなくても、
「あ、これはさっき聞いたのと同じだな」と分かるようになってきます。

この、「分かる」という感覚がとても大事なことなのです。

フランス語を脳内に入れて、聞き取れた単語やフレーズを辞書で引くと、
その単語は脳内に蓄積されていきます。
また、ニュースであれば、聞き取れた単語やフレーズは翌日にも聞く可能性が高いでしょう。

大統領や首相、大臣という単語であれば、ほぼ毎日聞く言葉ですので、
覚えやすい単語だと思います。

また、天気予報も定期的に流れてきますので、
天気に関する単語のみならず、
数字(気温)や地方の名前なども自然と覚えることができるでしょう。

6.  テレビに字幕を出して見る

テレビの幼児向け番組に字幕を出して見るのもおすすめです。
子供のための番組ですので、難しい単語があまり出てこないし、
フランス語と字幕と映像をいっぺんにインプットすることができるため、
視覚的にも聴覚にも働きかけることができます。

アニメや幼児向け番組があまり好きでないという方は、
20時のニュースを見るのもおすすめです。

ラジオで聞いたニュースを、映像付きで見ることができるので、
さらに理解が深まると思います。

映画は、くだけた表現や俗語が多く用いられているので、
それらを知らない場合は、理解することが難しいでしょう。

逆に、大統領の演説やニュースなどは、当然ですが、
きれいなフランス語のみが使われているため、
フランス語初心者の方は映画よりもニュースの方が聞き取りやすいでしょう。
ニュースにも字幕を出すことができるので、
真剣に見聞きすることをおすすめします。

7.  大好きなフランス人が話していることを何度も聞く(ニュースキャスターなど)

ラジオを聞いたりテレビ(YouTube)を見たりしていると、
お気に入りの特定の人が現れてくると思います。
そうすると、その人の言っていることを理解したい!と自然に思ってくるはずです。
そうなったらチャンスです!
私自身も、大好きな歌手
Thierry Amiel, Raphäel, Serge Gainsbourg, Claude François)の
歌を聞いたり、テレビ番組をチェックしたりして、

かなりフランス語が上達しました。

Thierry Amiel

Raphaël

Serge Gainsbourg

Claude François

✴︎Amazon music でも歌を聴くことができます!


そして、大好きなジャーナリスト(Laurent Delahousse)がいたので、

彼がニュースを担当する日は必ずテレビで見て、
ネットでも同じニュースを何度も見ていました。
ジャーナリストの場合はレギュラー番組もいくつか持っている場合が多いので、
他の番組も定期的に見ることができます。

何度も同じフレーズを聞くことで、
あとから意味を知ったときに頭の中に残りやすいため、
「好きな人が話していることを何度も聞く」という方法はとてもおすすめです!

8.  鏡を見ながら一人でフランス語の発音の練習をする

いちばん早い方法はフランス人と話をして、自分の弱点を知ることです。
どの音が上手に発音できないのかを自分で理解することで、
練習をしなければならない音が分かります。

しかし、フランスに実際にいたとしても、
日本人の下手な発音を忍耐強く矯正してくれる
フランス人がすぐに見つかるとは限りません。

指導をしてくれるフランス人がいない場合は、
フランス語の発音の本を用意してください。
本を購入される場合は、以下の3点が載っている本がお勧めです。

・母音や子音の発音の仕方が載っている
・口の開け方や舌の位置のイラスト(写真)が載っている
・実際に音声で聞くことができる

私が実際に使ってみてよかった本を2冊ご紹介します。

やさしいフランス語の発音 改訂版

母音と子音の個々の発音をわかりやすい言葉で解説してあります。
発音のコツがイメージできるイラストが載っているのもありがたいです。
また、フランス語特有のリエゾンやアンシェヌマン、エリズィヨンについても学ことができるので、
はじめての一冊にふさわしい本です。

コミュニケーションのためのフランス語発音法

この本にはとても詳しく発音のことが書かれていますが、
初心者の方がいきなりこの本を買っても難しいかもしれません。
しかし、他の発音の本に比べて音声学を本格的に学ぶことができる本だと思います。
なぜなら、
1. la labialité(調音に際し、唇を前に突き出す音かどうか)
2. l’acuité(聴覚的な音の鋭さや鈍さの度合い)
3. la tention(発声器官の周りの緊張の度合い)
の3点からフランス語の音を見て分類する方法をとっているからです。
また、音節やリズムグループとアクセント、イントネーションの基本についても紹介されています。

また、amazon の kindle unlimited 読み放題にもフランス語の書籍があります。
30日間は無料で体験できますのでチェックしてみてください!

まずは、一冊の本を用意して、徹底的にフランス語の音と向き合ってみてください。
そのときに鏡を見ながら口の動きを確認することも大切です。
本の付録のCD(音声)を聞くことも大切ですが、
自分の発音を録音して聞いてみるのもおすすめですよ!

まとめ

いかがだったでしょうか?
フランス語を正しく上手に話せるようになるために私がしたことは、

1.  自分の話すフランス語が通用しないということを知る
2.  フランス人の口の動きを観察する
3.  フランス語をカタカナに変換しない
4.  フランス語初心者のうちに発音矯正をする
5.  発音矯正をしながらインプットをする(ラジオなど)
6.  テレビに字幕を出して見る
7.  大好きなフランス人が話していることを何度も聞く
8.  鏡を見ながら一人でフランス語の発音の練習をする

まずは、自分が話すフランス語を客観視して、
耳から聞こえてくるフランス語の音と、
自分が発する音(言葉)は同じか?というところから始めてみてください。

また、私たちもフランス語会話プライベートレッスン
を対面とzoomで行っております。
フランス語が通じるかどうか自分の実力を試したい!という方や、
生のフランス語を聞いてみたい!
フランス人と話してみたい!と思われる方は
お気軽にお問い合わせくださいね。

そして、繰り返しにはなりますが、
「大好きなフランス人を見つける」というのは本当に語学上達の近道になります。
私がフランス在住時に聴いていた曲を改めてご紹介しておきますね。
好きかどうかは別にして、最後にご紹介している
Claude François(クロード フランソワ : 通称クロクロ)は
とてもはっきりと発音しているので、語学を上達させるという意味でも
おすすめの歌手です。
クロクロの歌は古いかもしれませんが、
世代を超えて今もよくパーティ(fête)などで歌われています。
余談ですが、フランク・シナトラの代表曲として知られる「マイウェイ」をつくったのが
このクロード・フランソワです。

 

Thierry Amiel も言葉を崩さずにはっきりと歌っている方なので、
ぜひ一度聞いてみてください。

 

 

 

 

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それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

À très bientôt!

 

 

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