Bonjour à tous!
皆さま、こんにちは!
今日はフランス人が日常的によく使う「フランス語の俗語/スラング」をご紹介します。
フランス語の学校に長いこと通っていても、
大学で学んだとしても、
いざフランス人と話してみたら、
何を言っているのか全然分からなかった。
という経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
なぜなら、フランス人が日常会話で使う
スラング/俗語は学校では習わないからです。
もちろん、教科書にも載っていません。
そこで私たちは、
フランス人が普段話す言葉を知って、
日常会話や映画を楽しみたい!という方のために
俗語/スラングに特化したコンテンツを作成しました。
辞書や教科書に載っていない俗語を覚えて、フランス映画を字幕なしで理解しよう!
PDF 12ページ
音声1 (MP3) 普通のスピード 5分53秒
音声2 (MP3) ゆっくり 11分02秒
今回は上記のコンテンツの中から、
自分では言わない方がいいけれど、
知っていると役に立つ俗語/スラングを10個ご紹介します。
Contents
- 1. Putain! チェッ! クソ! 畜生!
- 2. Merde! チェッ! クソ! 畜生! やばい!
- 3. Putain de merde! チェッ! クソ! 畜生!
- 4. Ta gueule ! 黙れ!うるさい!
- 5. Casse-toi ! 失せろ!
- 6. Pauvre con ! バカ野郎!クソ野郎 !
- 7. Connard ! / Connasse ! クソ野郎! クソ女!
- 8. Dégage ! どけ!あっち行って !
- 9. Je m’en fous ! どうでもいい!関係ない!私のせいじゃない!気にしない!
- 10. Tu me casses les couilles ! あんた うざいんだよ!うんざり!
- まとめ
1. Putain! チェッ! クソ! 畜生!
Putainとは、本来は「売春婦」を示す言葉ですが、
今は何か気に入らないことがあったとき、驚いたとき、
失敗したときなどに「チェッ」「クソ」「畜生!」「しまった!」
というニュアンスで使います。
フランス人が最も頻繁に使っている俗語です。
2. Merde! チェッ! クソ! 畜生! やばい!
Merdeとは、本来は「糞」や「クズ」という意味です。
こちらも、Putainと同等の意味(「チェッ」「クソ」「畜生!」「しまった!」)ですが、
「やばい!」というように気軽にも使われています。
またPutainと同様、とても頻繁に使われている俗語です。
3. Putain de merde! チェッ! クソ! 畜生!
こちらも、PutainやMerdeと同等の意味「チェッ」、「クソ」 「畜生!」「しまった!」ですが、
PutainとMerde をつなげることによって、
どうしようもない状況の時、何か気に入らないことがあった時、
驚いた時に使います。
PutainやMerdeと同様に、とても頻繁に使われている言い回しです。
4. Ta gueule ! 黙れ!うるさい!
Gueule は本来「口」という意味です。
Ta gueule ! で「その汚い口を閉じろ、黙れ!」という意味になります。
うるさい相手に対して「うるさい!」というニュアンスにもなるので、
友達同士でもよく使われます。
でも、先生や年配の人には使わないようにしましょう。
5. Casse-toi ! 失せろ!
Casser は本来「壊す」という意味ですが、
Casse-toi で「失せろ」「あっちに行け」という意味になります。
6. Pauvre con ! バカ野郎!クソ野郎 !
「嘆かわしい/意地悪な/愚かな」という意味ですが、
「バカ野郎!」という意味で用いられます。
2008年のパリ国際農業見本市で、
サルコジ大統領が握手を拒んだ男性に対して、
「Casse-toi, pauvre con ! 失せろ、バカ野郎!」と罵倒し、
フランスでもこの言葉が大流行しました。
7. Connard ! / Connasse ! クソ野郎! クソ女!
Conとほぼ同じ意味で「クソ野郎」「クソ女」「この野郎」「まぬけ」という罵り言葉ですが、
ConよりもConnardの方が意味が強くなります。
文句を言いたい相手に、つい使いたくなりますが、
あまり言わないようにしましょう。
ちなみにこの言葉は、運転中によく言ってしまう言葉の上位に入っています。
8. Dégage ! どけ!あっち行って !
普通にどいてください!と言っても
どいてくれない場合に思わず使いたくなる言葉ですが、
グッと我慢しましょう。
9. Je m’en fous ! どうでもいい!関係ない!私のせいじゃない!気にしない!
動詞の「foutre」自体が卑語とみなされています。
意味は「やる、〜を乱暴に置く」などです。
俗語ではありますが、
「Je m’en fous !」は日常生活でもよく使われていますし、
映画でもとても頻繁に耳にする言葉です。
10. Tu me casses les couilles ! あんた うざいんだよ!うんざり!
Les couilles は睾丸のこと。
迷惑でしつこい人に向かって「うざい!」と言いたい時や
「うんざり」と言いたい時に使います。
まとめ
教科書や参考書には載っていない、
フランス人がよく使う俗語/スラングを10個ご紹介しました。
私自身も8年間のフランス生活で身についた
「Putain!」や「Merde!」を今もよく使ってしまいます。
PutainやMerdeはまだ可愛い方ですが(それでも汚い言葉に分類されます)
できれば使わない方がいいです。
でも、知っているとフランス人との距離がぐんと近くなりますので、
覚えて損はない言葉です。
フランス映画を観ると、しょっちゅう耳にする言葉ばかりですので、
コメディ映画などを観てスラング探しをするのも楽しいかもしれませんね。
ここでご紹介した俗語/スラング以外にも、
卑劣な言葉ではない俗語もたくさんご紹介しています。
教科書や参考書には載っていない、
フランス人が日常的に使う俗語を学んでみたい!という方は
是非ご活用くださいね。
辞書や教科書に載っていない俗語を覚えて、フランス映画を字幕なしで理解しよう!
PDF 12ページ
音声1 (MP3) 普通のスピード 5分53秒
音声2 (MP3) ゆっくり 11分02秒
それでは今日はここまでです。
à très bientôt!